はじめに. #
Windowsのタスクバーは、プログラムの切り替えなどに使用するため、
UI関連の変化はとても使いづらいと感じた方もいらっしゃると思います。
Windows 11のタスクバーは従来の10からかなりの変化が加わっており、
最新のBuildではCopilot in WindowsやTeamsなどが統一され、
任意の場所を右クリックした際の、コントラストメニューから、
ウィンドウなどの操作ショートカットなどが削除されました。
そのためExplorerPatcherを使用している方も少ないのではないでしょうか。
そして本題のTrasnlucentTBを使って透明化や半透明のガラスにしている方
もいらっしゃると思います。今回はそのExplorerPatcherを有効にした状態で TrasnlucentTBを正しく動作させる方法を分かりやすく説明したいと思います。
1. タスクバーに登録してるはずのアイコンが表示されない #
ExplorerPatcherを導入した状態でTrasnlucentTBを起動すると
本来存在するはずのショートカットが表示されず不完全な状態で起動してしまいます。
メインモニターには正常に表示されています。
これを修正するには古いバージョンのTrasnlucentTBをインストールする必要があります。
現在Microsoft Storeには10用11用が存在するのですが、
自動的にStoreによって選択されるため、
10用のアプリケーションをダウンロードすることができません。
そのため、Githubから古いビルドをダウンロードします。
2020年の2月にリリースされた「TranslucentTB-setup.exe」をダウンロードしてインストールします。
2. 旧バージョンをTranslucentTBインストール #
ダウンロードが完了したらファイルを実行してインストーラーの指示に従っていきます。
そのまま「Finish」を押して起動します。
起動後にサブモニター側でも表示されていましたら、無事、インストール完了です。
3. TranslucentTBの設定 #
設定項目が英語のため日本語化した画像をここに載せておきます。
良ければ参考にしてみてください。
4. TranslucentTBの削除方法 #
タスクバーからTranslucentTBを削除する方法を紹介します。
Windowsキーを押してRキーを押します、「control」と入力します。
実行したら、パソコンを再起動してください。
再起動後、TranslucentTBは完全に削除されます。
おわりに #
TranslucentTBは軽量化のために11用のバージョンにはWindows 10のタスクバーモジュールが存在しないため。 この様なバグが発生してしまうのです。
いかがだったでしょうか？この記事では、ExplorerPatcherを有効にしたままTranslucentTBを正しく動作させる方法と、削除する方法をご紹介しました。タスクバーを透明化させることに興味がある方は、ぜひ試してみてください。